7月16日(木)から4日間ほど京都に行って来ました。大学院でコーポレート・コミュニケーションを講じておられる特任教授のご案内で、関西系大手電機会社OBでブランド管理の専門家氏、京都に本社のある制御機器・医療機器企業の女性CC部長さん、地元の女性イラストレーターさん等々の皆さまと親しく意見交換をしてまいりました。
と書くと、いかにも出張して仕事をしてきたようですが、真実は休暇をとって祇園祭の見物に行ってきたのであります。
山鉾巡行の前日、山鉾の上のコンチキチンと鐘や太鼓でお囃子を演奏する場所に登らせてもらいました(南観音山)。こんなに高い。
午前1時、祇園の花街を行く日和神楽。長刀鉾(なぎなたぼこ)の町内だけが別格扱いで、宵山(前夜祭)に八坂神社へ神楽を奉納することができることになっています。その帰りに祇園などをコンチキチンと神楽を奏しながら巡ります。今回の京都行きの目当ては実はこれでした。日和神楽を迎えに舞妓さんや藝妓さんたちがお茶屋の前に勢揃いするのを逆に見物しようというわけ。個人情報保護のため、きれいどころの写真は公開いたしません。
山鉾巡行の日。菊水鉾が室町通から四条通へ出るために方向転換(辻回し)しています。
祇園祭と言えば山鉾巡行ですが、実は7月いっぱい様々な行事が続く長い長い祭なんだそうです。これは巡行の日の夕方、八坂神社から三基の御輿が繰り出す神幸祭。御輿が出てくるのを2時間立ちっぱなしで待っていました。すごい迫力。いまどき、よくもこんなに若い衆(白髪頭も混じっていますが)が集まるものです。京都と言えば、女性と学生と年寄りの街のようなイメージがありますが、結構粋で荒々しい面もあるんですね。
2日間ずいぶん歩きました。お蔭でよい足腰のトレーニングになりました。休暇中、お電話やメールをくださった方、ごめんなさい。〈kimi〉