これが「先生」なんですか?

自殺者を出した学校や教育委員会の記者会見をニュースで見ると、哀れを感じると言うか、悲しくなると言うか。こんな「先生」に「教育」を受けていていいんだろうか、と思います。事実を隠す、責任を回避する、知らぬ顔をする、保身に走る、建前を振りかざす、ウソをつく。そして、裁判でいじめがあったと認定されると、あっさりと前言をひるがえす。これが「先生」なんですか?
もっとも先生の親玉である文部科学省だって、事実を隠す、責任を回避する、知らぬ顔をする、保身に走る、建前を振りかざす、ウソをつく。まったく同じことをしているようですから、仕方がないんでしょうね。いや、仕方がないなんて言ってはいけませんね。なんとかしなければ・・・。

大笑いの効果は?

テレビでプロ野球中継を見るとき注意しているのは、味方に点が入ったときの監督の態度と表情です。選手と一緒に大喜びをする監督とクールな監督がいます。それぞれの性格を反映しているのだと思いますが、チームに与える影響としてはどちらが好ましいのでしょうか。
昔の監督、たとえば川上監督などはあまり喜ばなかったような気がします。「気がします」というのは、その頃テレビ中継をあまり見ていなかったからですが、長嶋監督などは大喜びする方でしたね。
人の上に立つ人間は喜怒哀楽を表に出すな、というのが少なくとも明治以降の日本の教えでした。だから昔のエライさんや威張っているお父さんは嬉しいことがあっても無理して仏頂面をしていたものでした。
いまの監督もいろいろですが、点が入っても仏頂面をしているような監督はいなくなったようです。
それにつけても興味深いのは北の指導者です。ミサイルが成功したといっては満面の笑み、というより大笑いしている映像を国営通信社が配信しています。少々笑いすぎではないか、とも思うのですが、そんな表情の写真を配信することが国益にかなうと向こうの人は判断しているのでしょうね。大笑いがどのような効果を世界の世論にもたらしているのか、だれか検証してみたらいかがでしょう。