日本的な重大問題について

整列乗車2
なるべく始発電車を利用して、座って出勤することにしています。同じ考えの人が多いので、発車時刻の20分前にはすでに列ができています。
鉄道会社では3列に並ぶように促していますが、実際にはある駅では4列であったり別の駅では2列であったり、駅によって異なります。いつも使うこの駅の慣習では、何年も前から2列です。ところがここに一つの重大問題が進行しつつあります。
2列で10人以上が並んでいる先頭の横に、最近男が一人立つようになったのです。これで3列になるわけですが、男の後に並ぶ人は誰もいません。後から来た人はみな長い2列の後につきます。男に苦情を言う人はこれまでのところ現れません。複雑な表情で男を見ていたり、知らん顔してスマホを見ていたりするばかりです。
鉄道会社が3列での整列乗車を促していることを考慮すれば、この男の行為が非難される筋合いはないとも言えます。しかし、日本的な、極めて日本的な空気の読み方からすれば、違和感を持たれて当然ということにもなります。後から来て先頭に並ぶのは「列の割り込み」と判断できないこともありません。
さて、あなたならどうしますか?と、ハーバード大学のナンチャラ教授の授業のテーマになりそうですが、私ならどうするか? わかりません。幸か不幸か私がいつも並ぶ列の問題ではないし・・・。
この問題の行く末がどうなるのか、注意深く経緯を見守りたいと思います。

オヤジがゴルフ好きの鮨屋には行くな

昔の勤め先の社長は、「オヤジがゴルフ好きの鮨屋には行くな」としばしば言っていました。ゴルフに凝ると本業がおろそかになって、握る鮨がうまくなくなるといった趣旨であったかと思います。大手企業の経営者兄弟がゴルフに凝りすぎて経営が一時傾いたという話は、ご本人がどこかで書いていたので事実なのでしょう。しかし、ゴルフと鮨の味との相関関係についてはよくわかりません。
傍証を挙げれば、店にゴルフのイラストを掲示していた鮨屋はその後居酒屋に衣更えしてしまいました。ココランチにも掲載していた麹町の鮨屋もオヤジがゴルフ好きでしたが、いつか消えてしまいました。
こんなことを思い出したのは、先ほど昼食で入った鮨屋のオヤジが大声で客とゴルフの話をしていたからです。ランチのサービスメニューを食べただけなので、味を云々するわけには行きませんが、先日行った近くの鮨屋よりはうまかったような・・・今後を見守りたいと思います。