日本だなあ

IMG_1828久しぶりに某経済誌主催の授賞式とパーティへ顔を出してみました。この雑誌、何かと評価の分かれるところではありますが、この賞がビジネスモデルとなっているだけに受賞者、審査委員とも錚々たる顔ぶれです。満員の会場は「日本の経営者」、「日本経済の担い手」、「金儲けのプロ」といった方々ばかり。秘書だかなんだか存じませんが綾瀬はるか似の美人をお連れになった紳士にダブルのスーツの小太り氏が近寄ってきて「これはどうもどうも」と両手を握り合うといった日本的風景がここにはありました。男性比率95%の中に和服にひっつめ厚化粧の女性もちらほら。また、賞状を受け取るわが社長のベストショットを撮ろうと必死にカメラを向ける会社員の姿も・・・おっと、それって何年か前の自分自身の姿じゃないか(ーー;)。

明日に期待

午前中は取材の立ち会い、午後は記者発表の立ち会いと、いかにもPRコンサルタントらしい一日でした。
取材される記者さんが発表内容に興味を持ってくださっているのかどうか、取材中、会見中に注意深く観察はしているのですが、これまでの経験からすると確率70%というところでしょうか。
これはダメだなあ、とがっかりしていたら、翌日の紙面に大きく取り上げられたこともありました。記者がノリノリで記事が小さかったということはあまり経験していませんが、たまには重大ニュースのあおりを食ったり、デスクのウケが悪くて扱いが小さくなったりしたこともあります。
無理を押して取材してもらったのに記事が小さかった、あるいは報道されなかったという経験は数えきれません。
さて、明日はどうなることやら。たぶん大丈夫だろうとは思うのですが。

隣の芝は?

朝、某社の広報担当役員さんから携帯に電話。競合会社のコメントがたくさん掲載されている記事をその会社のトップが読んで、「こういう活動をわが社もしなくてはいかん。ウチの広報は何をやっている!」と叱責されたとか。
思い出しますね。私も事業会社で広報の責任者をしていたとき、何度も同じような叱責を受けたことがあります。こういうお叱りを受けると、何を言っても言い訳ととられるばかり。反論が難しいだけに本当に気が滅入ります。
トップは、自社の成功事例より競合の成功事例に対してよりナーバスです。隣の芝生がいつもも青く見えるのは、隣家の芝は、自分の家からは斜めに見ることになるからだそうです。つまりバイアスがかかっているというわけです。
斜めから見る隣の芝より青々とした芝生をどうしたら自分の庭に養生することができるか・・・難問です。

天気予報はずれた

実況天気図(2016年01月12日)
雨は9時には止むという天気予報を信用して、霧雨の中を傘を持たずに家を出ましたが、出先の恵比寿に着いてもまだ霧雨というか氷雨がかすかに降っていました。
そこは意地というもので、ビニール傘も買わずにすましてしまいました。
最近の天気予報はかなり精度がよいので安心していましたが、たまにはこういうこともあるんですね。
考えてみれば、昔はそれほど天気予報を信用していなかった気がします。いつの頃からか、ほとんど全幅の信頼を置くようになっていることに改めて気がつきました。その間には、研究や技術の進歩、たとえば最新の気象衛星やスーパーコンピューターの導入などもあったのでしょう。その一つひとつがどのように精度を向上させたのかは知りませんが、「気がついたらこうなっていた」、そして「それが当たり前になっていた」というのが、本当の進歩というものなんでしょうね。

賀詞交換会のつづき

昨夜の賀詞交換会に出席していて昨年のことを思い出しました。
ある業界の新年会でしたが、お約束のごとく役所や業界代表の方々の挨拶が続く中に一人知り合いがおりました。懇談に移ってから、この人がおっしゃるのに「いやぁ、つまんない挨拶ばっかりだったなあ。あんまりつまんないので、ちょっと面白いこと言ってやろうと思ってさ」と。驚きましたね。なぜって、一番長くてつまらなかったのがその人の挨拶だったのですから。
その会で最も内容があってユーモアも感じられる挨拶をされたのは若いときからキレ者と評判の高かったお役人氏で、さすがと言うべきか、昨年中にめでたく昇進されたのでした。

新年賀詞交換会というもの

IMG_1816夕方から業界団体の賀詞交換会へ。理事長のご挨拶から国会議員、関係省庁、上部団体などのおエラ方のご挨拶と続き、乾杯が終わったときはすでに開始から43分が過ぎていました。ようやく料理が食べられると会場全体にホッとした空気が流れた瞬間、今年の選挙に出る参議院議員氏が飛び込んで来て応援依頼でさらに5分が過ぎました。
こういう会は、業界が官界その他との結束を確かめ合うのが真の目的でしょうから、まあこんなものとも言えるでしょう。事実10年前にはこんなお歴々が挨拶に立つことはありませんでした。それだけ業界団体のステータスが上がったことを昨夜の会は如実に示したものと言えます。ご同慶にたえません。しかし、必ずしも内容があるとは言いかねる挨拶をウーロン茶のグラス片手に47分も聞かされるのは少々うんざりでもあります。

広報マインドに規制はかけられない

「近くまで来たから」と、ココノッツの「協力会社」であるイベント会社の社長が前触れもなく来訪。いろいろな業界で「規制」が強まっているのではないかということで意見が一致しました。
医薬品、医療機器の業界ではそれがとくに顕著で、無難な企画に流れてしまいがちな昨今です。規制は規制として守らなければなりませんが、広報マインドにまで規制をかける必要はないわけで、アタマまで縛られていては新しい広報企画など立案できるわけがありません。

年賀状リストの整理で一日が終わると思いきや

いただいた年賀状をチェックする作業が昨日から続いています。しっかり確認して投函したつもりなのに間違いの多いことったら。住所変更のお知らせをいただいた方についてはその都度修正したいたつもりなのですが、モレもあり、また知らないうちに会社が移転していたケースや昇進、異動しておられた方もあって、チェック作業は時間がかかります。こんな作業を社長がやっていてはいけないと思われる向きもあるでしょうが、弊社のような小さい事務所では、ステークホルダーを一番知っているのが「社長」なんです。そこで社長が作業するのが一番効率的ということになります。
今日はこれだけで一日が終わるかと思ったら、某社よりリスク案件が飛び込んで来て、夕方から出かけることになりました。さてさて、頭の回転を速めなければ・・・。

あけましておめでとうございます

P1020546今日から2016年の営業を開始しました。とは言っても、通勤電車は空いているし、お客様の会社はほとんどお仕事を始めていないし、半蔵門の街もガランとしています。こりゃあ仕事にならんわということで、午前中にすぐ裏の平河天満宮に社員一同で初詣をした後、早上がりとさせていただくことにしました。さあ、買い物でもしながら帰るかな?