Facebookへのシェアで知ったのですが、朝日新聞のapitalに内科医の酒井氏が、「風邪でも絶対休めないあなたへ」というCMのコピー(正確には『風邪でも、絶対に休めない あなたへ』)に異論を述べておられました。
おっしゃる通り、風邪をひいたら家で寝ている方がよい(健常者の場合)わけで、無理に会社に出て来たら治りは遅れるし他人にはうつすしで、よいことは何もありません。それなのに、どうして出社するのか。会社側の無理解ということはあるにしても、同僚や上司に迷惑をかけたくないという、極めて日本人的な心情が働いているように思えます。風邪やインフルエンザをうつす可能性は必ずしも100%ではないのに対し、仕事が遅れたり、カバーする人の負担が増えるのは100%。このあたりが休まない理由かなとも思います。