ときどきですが、知恵を貸してほしいという相談が持ち込まれます。広報のビジネスではありません。以前の勤め先でお世話になった方だったり、個人的な関係で知り合った人だったりが、カッコよく言えば問題解決の糸口を教えてほしい、より正確に表現すれば「あいつは、役に立たないつまらんことばかり知っているから、ひょっとすると何か手がかりが得られるのではないか?」ということでお出でになります。
どちらにしても買いかぶりもよいところで、よい知恵などおいそれとは浮かびません。そのようなときには、そのテーマに関して詳しそうな人が知り合いの中にいなかったかなあ、と考えることにしています。直接は存じ上げない専門家であっても、その人と関係の深い知人はいないかなあと頭を巡らせます。
そのようにしてご紹介した方からの「専門家にたいへんよいアドバイスをいただくことができた」とのメッセージが先ほどスマホの留守電に入っていました。肩の荷を降ろしたような、ちょっとよい気分です。