昨日、稀勢の里がメンタルトレーニングを受けているようだと書いたら、今日は負けてしまいました。効果は4日しか持たなかったか。でも、トレーニングの効果が出ているなら、このままズルズルと負けが込むこともないでしょう。どうなるかあ、気になってきたなあ。
メンタルトレーニング
永六輔さんの訃報に接して
昨日に続いて不祝儀な話ですが、永六輔さんが亡くなりました。お会いしたことはありません。一度だけ名古屋駅の構内で若い女性と二人で歩いておられるところをお見かけしました。同じ方向なので、なんとなく後をついて行くと煮込みうどんの店に入って行かれました。
六輔さんとのご縁はそれだけですが、お父さんの永忠順さんとは何度かお目にかかりました。お父さんもお坊さんながら洒脱な文章の書き手でした。PR雑誌の編集スタッフをしていたとき、短いエッセイを書いていただき原稿を受け取りに浅草近くのお寺にうかがったのです。訪いを入れるとお母さんが玄関で、若僧のこちらに対して丁寧に三つ指をつかれました。
訃報を聞いてそんなことを思い出しました。
すっきりしない気分
つい先ごろまで医療機器業界の中心におられた方が亡くなりました。職務は異なったもののかつて同じ会社で一緒に仕事をしたり相談しあったりした仲でもあり、その人によって業界活動へ引き込まれたという経緯もあって、ぜひ通夜か告別式に参列したいと思ったのですが、たまたま出張の予定とかち合ってしまい叶いませんでした。弔電は打ったもののどうもすっきりしない気分です。
最近引き継いだばかりの別の企業OB会で、世話人としての最初の仕事となったのは会員の訃報をメールで200名弱の会員全員へ流すことでした。故人と親しい同期入社の会員から告別式の日時と場所の連絡を受けたのですが、メールを送信したその日にご遺族からのクレームが伝わりました。告別式の会場が狭いので会葬されてはかえって迷惑だとおっしゃっておられるとか。それぞれご事情はあるとは思いますが、なんとなくすっきりしない気分で、同期の会員からのお詫びと会葬は遠慮してほしい旨の訂正メールを再転送したのでした。
開襟シャツ
暑くなってきました。企業を訪問すると「弊社はクールビズを実施しておりますので・・・」といったお断りの表示を目にすることがあります。省エネもさることながら、湿気が多くて暑い日本の夏にネクタイと上着で通勤したり仕事をしたりするのはナンセンスとしか言いようがありません。
小津安二郎監督の映画などを見ていると出て来ますが、戦後間もなくの日本のサラリーマンは開襟シャツというものを着ていました。それがいつの頃からか、夏でもネクタイに上下のスーツでなくては人と会えないという時代が続きました。その時代にサラリーマンをしていた人(私のことですが)にとってはまったく迷惑な話でした。
クールビズという言葉にはいつまでも馴染めませんが、妙な“マナー”などにこだわらず、涼しい服装で仕事をするのは合理的。大賛成です。