夜の間に100%充電し、朝、そのまま電車に乗って5分ほどスマホを使っていたら、突然画面が真っ暗になってしまいました。
数ヶ月前から電池の様子がおかしくなりました。充電量が50%をを切ると、急激に放電してしまうのです。それでもだましだまし使っていたのですが、とうとうお亡くなりになったようです。
オフィスに着いて、念のため充電コードを差し込んだら、一瞬にして100%と表示されました。なんだこりゃ??? 何はともあれスマホの電池の信頼性が著しく低下したことは間違いありません。
これを機会に、A社のスマホを解約してB社のスマホに乗り換えることにしました。覚悟はしていましたが、午前10時30分にオフィスを出て、すべての手続きが終わり、吉野家の“牛丼並アタマ大盛”を掻き込んで帰着したら午後2時30分になっていました。仕事をな~んにもしていないのに疲れ果てました。半日仕事ですね、スマホの機種変更は。
南房総にて
所用があって週末に千葉県の館山へ行きました。ついでに以前、ある方がネットで紹介していたコーヒーの焙煎をやっている店を訪れました。
畑の真ん中と書きたいところですが、なんだかわからないな~んにもないところにバラックのような建物が建っていました。
焙煎所なので、いろいろな産地のコーヒー豆を売っています。店内には木製のベンチがあって、そこで煎れたてのコーヒーを飲むこともできます。
まだ若いご主人は、この土地が気に入って、東京でのサラリーマン生活を切り上げてこの店を始めたのだとか。コーヒーも、奥さんがつっているというブラウニーも大変おいしゅうございました。
こういう生活、いまからやろうとは思いませんが、毎日ビジネスの世界で生きていると、たまにはこのような別世界に触れることで心が和みますね。
世の中の空気
“ネットの医療情報は役に立たない”
昨日行われた「WELQ」問題に関する記者会見の冒頭部分をライブで見ていました。今後DeNAさんがキュレーションメディアをどうするかはさておき、創業者である南場智子会長の発言は聞き捨てならぬものと思いました。日経ビジネス誌によると、その発言は、
「家族の闘病が始まってから(編集注:南場氏は2011年に夫の看病のために社長職を退いた。夫は12月5日に死去した)、ネットを徹底的に調べたが、たとえば『癌に効くキノコ』とかいった話も出てきて、ネットはそれほど役に立たない、信頼できないことがわかった。それ以降、私の情報収集は基本的には論文と、専門家からのレクチャーが中心になった。(ウェルクについて)知ったのは報道があってから。『癌』ということばで検索し、いくつか記事が出てきたときに『いつからこんな医療情報を扱うようになったのか』と愕然とした。」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/120700511/?i_cid=nbpnbo_tp&rt=nocnt
ネットビジネスの中心にいる人物が、ネットの医療情報は役に立たないと言いきったわけです。これは、これからの医療分野の広報活動に大きく影響するかもしれません。
NHKの新会長
豊洲のラッシュアワー
秩父夜祭り
12月3日は秩父夜祭り。一度見たいとは思っているのですが、交通機関から続く大混雑を怖れて、今年も行きませんでした。
秩父夜祭りのニュースに接するたびに思い出すエピソードがあります。
会社の先輩Tさんは、その年の夜祭りを何ヶ月も前から楽しみにしていて、終業と同時に秩父へ駆けつける予定を立てていました。その日は朝からウキウキしている様子。そのために買った新しいカメラを入れたバッグを会社に持って来ています。同僚はみなそれを知っていて、Tさんの仕事が終業時間までに終えられるように配慮していました。ところが、終業間際に上司から仕事を命じられてしまいました。必ずしもその日のうちに終わらせる必要はなさそうでしたが、実直にして気の弱いTさんは、その仕事は明日にしますとはどうしても言い出せませんでした。私を含めて同僚もみな、独裁的で感情的な上司(当時はまだパワハラという用語はありませんでした)に向かってTさんをサポートする勇気はありません。かくしてTさんは秩父夜祭りへ行くという何ヶ月も温めてきた計画を断念したのでありました。
それから何年か経ってからTさんに尋ねたところ、その後も夜祭りには行っていないという答えが返ってきました。写真を趣味にしているという話も聞きません。
多くは期待していませんが
趣味ってものは
数年前から職員向けのセミナーの講師を務めている政府系機関の女性から、先ほどメールを頂戴しました。
「私も来年で還暦に。遠い話かと思っていましたが早いですね。私は、無趣味で模索中 。何をしたいのかわからない状態で時間だけが過ぎて行く感じです。 もし人生においていいアドバイスがあれば御伝授 いただけると嬉しいです。」
さて困った。そんなアドバイスができる人間ではありません。
一つだけ思い当たることは、「趣味を持とう」と思っても持てるものではないだろうということです。定年になったら写真を趣味にしようと思い、退職金で高級カメラを買っても、数年で飽きてしまうという話をよく聞きます。実際に周囲に2~3の実例があります。そのような人たちは、「写真を趣味にしよう」と思って高級カメラを買ったのかもしれません。
今度京都に行ってみたいなあ、次は竹田城を見たいなあとあちこち出かけているうちに、ひょっとしたら旅行 が趣味なのかも・・・と気づくようなのがいいんじゃないでしょうか。東京ドームの嵐のツアーに行った次は大阪のツアーに行ってみた。 知らないうちに立派な嵐の追っかけになっていた、というのもありでしょう。
自分がやっていて楽しいと思うことをやっていれば、他人がそれを趣味だと認めてくれる。そういうものではなないですかねえ。