JR中野駅前の中野サンプラザの取り壊しが近々始まるようですね。再開発をする企業連合が決定したと新聞に出ていました。
子どもの頃、コンクリートの建造物は人間の一生より寿命が長いものだと信じていました。戦災に焼け残った建物はまだ健在であったし、木造家屋が取り壊されてどんどんコンクリート製のビルが建てられていた時代には、取り壊されるビルなどほとんどありませんでした。
中野サンプラザのすぐ近くに通っていた中学校があったから、建築中の姿を見ています。それがもう老朽化して取り壊されるとは。日本の建築物の短命は驚くばかりです。
タック紙かあ!
1年間の成果
労働関係の助成金が下りることが決まったという「決定通知書」が届きました。事前の就業規則の改訂やらいくつもの申請やらを始めてから1年かかりました。その間、何度飯田橋へ通ったことか。ああでもないこうでもないと受付のオジサンから重箱の隅を突かれ、電話で就業規則の誤植を指摘され、どうなることかと思っていたところでした。それらに費やした時間と仕事量を助成金の額を比較すると、果たしてペイするのかどうか微妙なところではありますが、なにはともあれ現金が入ってくるということは中小企業にとってはありがたいことです。
さらにそこから東京都への申請をする必要があります。これも何度か足を運んで事前申請済みなのですが、決定通知書を受けての本申請をしようとしたら、事前申請のときに送られて来た手順書と方法が変わっている。窓口も移転していました。なんという不親切! こういうお役人仕事とくだらなさに気づいて改革しようとする人が都知事候補の中にいるでしょうか。ちょっと絶望。
水素水
ご熱心ですね。
ある医療系の勉強会に参加するようになって、もう4~5年になるでしょうか。医療者やジャーナリストなどが真剣に議論する場なので、とても勉強になります。数ヶ月に一回なので、たいした負担も感じることなく、土曜日にわざわざ出かけて行っていました。
ところがある日、幹事をされている方から「ご熱心ですね」と声をかけられました。どういう意味なのでしょう。理性は「素直にほめられたと考えろ」と言っております。感情は「皮肉を言われたね」と言っております。判断に迷うところではありますが、「オマエが来るところじゃねえよ」という意識がその方の心の底にあるのかもしれないとも疑えます。と、そんなことを考えつつ直近の2~3回は出かける意欲をなくして欠席しております。「ご熱心ですね」と言われない頻度はどのくらいなんでしょう?
効果切れたか?
メンタルトレーニング
永六輔さんの訃報に接して
昨日に続いて不祝儀な話ですが、永六輔さんが亡くなりました。お会いしたことはありません。一度だけ名古屋駅の構内で若い女性と二人で歩いておられるところをお見かけしました。同じ方向なので、なんとなく後をついて行くと煮込みうどんの店に入って行かれました。
六輔さんとのご縁はそれだけですが、お父さんの永忠順さんとは何度かお目にかかりました。お父さんもお坊さんながら洒脱な文章の書き手でした。PR雑誌の編集スタッフをしていたとき、短いエッセイを書いていただき原稿を受け取りに浅草近くのお寺にうかがったのです。訪いを入れるとお母さんが玄関で、若僧のこちらに対して丁寧に三つ指をつかれました。
訃報を聞いてそんなことを思い出しました。
すっきりしない気分
つい先ごろまで医療機器業界の中心におられた方が亡くなりました。職務は異なったもののかつて同じ会社で一緒に仕事をしたり相談しあったりした仲でもあり、その人によって業界活動へ引き込まれたという経緯もあって、ぜひ通夜か告別式に参列したいと思ったのですが、たまたま出張の予定とかち合ってしまい叶いませんでした。弔電は打ったもののどうもすっきりしない気分です。
最近引き継いだばかりの別の企業OB会で、世話人としての最初の仕事となったのは会員の訃報をメールで200名弱の会員全員へ流すことでした。故人と親しい同期入社の会員から告別式の日時と場所の連絡を受けたのですが、メールを送信したその日にご遺族からのクレームが伝わりました。告別式の会場が狭いので会葬されてはかえって迷惑だとおっしゃっておられるとか。それぞれご事情はあるとは思いますが、なんとなくすっきりしない気分で、同期の会員からのお詫びと会葬は遠慮してほしい旨の訂正メールを再転送したのでした。