暑くなってきました。企業を訪問すると「弊社はクールビズを実施しておりますので・・・」といったお断りの表示を目にすることがあります。省エネもさることながら、湿気が多くて暑い日本の夏にネクタイと上着で通勤したり仕事をしたりするのはナンセンスとしか言いようがありません。
小津安二郎監督の映画などを見ていると出て来ますが、戦後間もなくの日本のサラリーマンは開襟シャツというものを着ていました。それがいつの頃からか、夏でもネクタイに上下のスーツでなくては人と会えないという時代が続きました。その時代にサラリーマンをしていた人(私のことですが)にとってはまったく迷惑な話でした。
クールビズという言葉にはいつまでも馴染めませんが、妙な“マナー”などにこだわらず、涼しい服装で仕事をするのは合理的。大賛成です。
政見放送
これから出張へ
ネコ好きが多すぎる!
選挙にはお金がかかる
6ヶ月続きました
そこまでやるか?
午前中に大阪から帰ってきました。山陽新幹線で停電があったとかで遅れや運休が出ているとのこと。大阪駅で指定券を買うときに確かめたのですが、JR東海の窓口の人は「別に~」といった(言ったわけではありませんが)感じで、まったく問題にしていませんでした。新大阪駅に行ってわかったことは、博多から来る予定の列車を当てにせず、新大阪始発として定刻に発車させますということ。な~んだ。なかなか臨機応変ですね。
それよりも驚いたのは、新幹線の中で久しぶりにコーヒーを買ったら、飲んだ後の紙コップやプラスチックのマドラーを処分するためのポリ袋(写真左)までくれたことです。そこまでやるか。日本のサービスは至れり尽くせりですね。
極論にはウソがある
いろんな方が同じようなことをおっしゃっていますが、「極論」には必ずウソ・偽りが組み込まれていると考えています。最も多いウソ・偽りは、一部の事象を取り上げて普遍化するというやり方です。
とくに選挙ともなるとどの勢力も多かれ少なかれそのようなことをやっているように思います。もううんざりなのですが、一向に改まる気配はありません。
医療に関しても同じようなことが少なくありません。クスリは全部だめ、という人がいますが、お腹が痛くなったらビオフェルミンくらい飲んでいるんじゃないかなあ。医者は患者を治そうとしていない、と主張する人もいます。そんなバカな。そういうドクターもいるとは思いますが、これは典型的な「一部が全部」です。
哲学者ではないからエラそうなことは言えませんが、真実は極端から極端までの間のどこかにあって、与えられた条件によってその位置が変わると考えているのですが、どうでしょうか。