レトロスペクティブ嫌い

弊社のAは実にこまめにノートをとります。打ち合わせのときなど、手が動きっぱなし。使っている筆記具は水性ボールペンで、そのインクがすぐになくなるとボヤいています。すげ~。
反対に、私はめったにメモをとりません。ビジネスマン失格なんて言われそうですが、メモをとっても後でそれを見ることがほとんどないことに、ある日、気づいてしまいました。読み返さないなら書く必要がない。これって正論でしょ。
思い起こすと、小学校のときから私は復習をしない子でした。そもそも勉強というものをほとんどしませんでしたけど、イヤイヤやるのは予習だけ(だから成績がふるわなかったんだな)。仕事をするようになってからも、過去の仕事の検証とか報告書の作成などは、できれば御免被りたい。それより新しいプロジェクトの企画とか新製品の発売準備などの方が意欲が湧きました(だから出世しなかったんだな)。
難しい言葉を使えば、レトロスぺクティブな仕事よりプロスペクティブな仕事の方が好きっていうことになりますでしょうか。
そんなわけで、セミナーを受講するときも、一生懸命ノートするより、「なるほどなあ」とか「そうだったのかあ」とか「そうかなあ?」とか「そうじゃないだろう」とか、講師の言葉に触発されながら頭を動かす方がよほど面白い。頭に残らなかった部分は、たいし内容じゃなかったからだ。そう思うことにしました。近頃はスライドがハンドアウトとして配布されるので、ますます細かくノートをとる必要はなくなりました。
誤解のないように付け加えれば、ときには熱心にメモをとることもあるんです。会議の内容をまとめて文章にしなければならないときとか、イベントの手順を打ち合わせるときなど、要点をメモしておかなければ仕事にはなりません。
しかし、そのメモは実に汚い。悪筆にしてグチャグチャです。東大生のノートの対極に位置すると自負しております。そんなお粗末なメモでも、内容の再現性には自信があります。ポイントは外しておりませんのでご安心ください。しかも、他人には何が書いてあるのか判読不明です。セキュリティーも万全ですからご安心ください。〈kimi

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