製薬会社や医療機器会社のほかにも医療関連の企業はたくさん存在します。その多くは製薬会社や医療機器会社や行政や保険者等に対して製品やサービスを提供するもので、患者さんや一般社会からの距離がさらに遠くなるのが特徴です。しかし、これらの企業が生み出す価値の源泉が患者さんや健康診断を受ける一般市民であることには変りがありません。言い換えれば、国民が払っている健康保険料や自己負担している医療費や検査料、税金などが回り回って、それら医療関連企業の売上や利益になっているわけです。そこのところをお忘れにならないよう、くれぐれもお願いしておきます。
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