防犯カメラの映像を自動的に解析し、危険な酔客などがいると通報するシステムをJR西日本が新今宮駅に昨日から導入しました。その運用開始セレモニーがあって、「酒場放浪記」の吉田類さんをゲストに招いたそうです。
http://trafficnews.jp/post/51613/
うまいですねえ。防犯カメラと言えばネガティブなイメージがつきまといます。それを使ったシステムのお披露目にセレモニーをするということが珍しい上に、酔っ払いの代表として吉田類さんを招くという発想が素晴らしい。イメージを一気にポジティブに転換しようとしています。
JR西日本と言えば、福知山線事故の記憶がまだ生々しく、どちらかと言えばネガティブなイメージをいまも引きずっているように思います。ところが、最近発表された新社長紹介の記事を読んで、おや?と思いました。記者の暖かい目が感じられたからです。社長になる来島氏は長く事故対応をしておられたとか。その過程で、記者たちの気持をつかんだものがあるのでしょう。ここでもイメージの転換が起こるかもしれません。