いろんな方が同じようなことをおっしゃっていますが、「極論」には必ずウソ・偽りが組み込まれていると考えています。最も多いウソ・偽りは、一部の事象を取り上げて普遍化するというやり方です。
とくに選挙ともなるとどの勢力も多かれ少なかれそのようなことをやっているように思います。もううんざりなのですが、一向に改まる気配はありません。
医療に関しても同じようなことが少なくありません。クスリは全部だめ、という人がいますが、お腹が痛くなったらビオフェルミンくらい飲んでいるんじゃないかなあ。医者は患者を治そうとしていない、と主張する人もいます。そんなバカな。そういうドクターもいるとは思いますが、これは典型的な「一部が全部」です。
哲学者ではないからエラそうなことは言えませんが、真実は極端から極端までの間のどこかにあって、与えられた条件によってその位置が変わると考えているのですが、どうでしょうか。