日本人のマナーが最近悪くなっていると主に保守的な人たちが主張されているようですが、そんなことはない、戦前戦後の方が悪かったのだという記事をネットで見かけました。実感としてはそれが正しいと思います。
先日の土曜日、神楽坂の毘沙門様(善國寺)の境内でしばらく休んでいました。すると、参拝を終えた人たちがかなりの割合で山門で振り返り、一礼してから出て行きます。個人的な印象ではありますが、少なくとも昭和の後半にはこのような行動はあまり見られなかったような気がします。寺社の参道の真ん中を歩いてはいけない、などというのもありますが、おじいさん、おばあさんと一緒に参拝することも少なくなり、改めてネットで調べたら、そのような参拝方法が書かれていたのではないでしょうか。よいわるいの話ではありませんが、あまり世の中を堅苦しくするのもどんなものでしょうか。