国際福祉機器展へ行ってきました。医療関係の展示会は毎年あれやこれや見学していますが、福祉機器は初めてです。いや、驚きました。会場の広さ、出展社数、ブースの規模、入場者の多さ。どれも医療系の展示会を凌駕しています。この市場がそれだけ拡大しているのでしょうし、また将来の発展も見込めるということなのでしょう。
自動車メーカーは揃って福祉車両を展示していました。足だけ、あるいは手だけで運転する仕組みなど、実によく考えられています。それが200万円少々で買えるのですから驚きます。
車椅子もカッコよくなりました。持っていたらちょっと自慢したくなるようなデザインや機能を持つ製品が内外のメーカーから出展されていました。トイレの工夫や入浴設備などもずいぶん進化しています。
このような工夫や進歩によって、誰もが暮らしやすい世の中に少しずつなって行くのだろうなあ、と見て回るうちに明るい気分になってきました。そこが医療系の展示会と少し違うところかもしれません。