スポーツをするのが好きな人と見るのが好きな人
絵を描くのが好きな人と絵画を鑑賞するのが好きな人
楽器を演奏するのが好きな人と音楽を聴くのが好きな人
クルマを運転するのが好きな人とクルマそのものが好きな人
写真を撮るのが好きな人とカメラを集めるのが好きな人
同じものを対象にしていても、まったく異なる志向になるところが趣味の面白いところですね。
スポーツを見るのが好きな人は必ずしもスポーツが得意でなくても構いません。上手に絵を描けなくても絵を見るのに問題はありません。ピアノに触ったこともない人がショパンが大好きになってもいい。前者はダイナミック、後者はスタティックという形容詞が当てはまるかもしれませんが、どちらが上でどちらが下ということもありません。好きなら、楽しいならいいじゃないか。それが趣味の世界というものですよね。