どこかいい店ない? と尋ねられることが多いのですが、毎晩のように飲み歩いていた頃と違い、いまは馴染みの店はほとんどなくなってしまいました。たまにどなたかに連れて行ってもらい、ちょっといいなと思う店があっても、すぐに忘れてしまいます。
そんなときに頼るのはやはりネット、定番の食べログを利用することもあります。とかくの評判は承知しているので、話半分で各店の評価を見てはいるのですが、口コミに書かれている文章がクサくて読むにたえません。エッセイでも書いているつもりになっているのかなあ。嫁がどうしたとか彼氏がどうしたとか、それで目当ての店に行ったら休業だったので、この店に入ったとか、目的の店にたどり着くまでの経緯が長いこと長いこと。いい気になって書いている文章ですね、あれは。
自己表現したい人が多いんでしょうね。そのはけ口として食べログを使っているのかな。そう考えると許せないわけではありませんが、もう少し読み手のことも考えて書いてよね。