都知事のお蔭ですが

前の前の都知事であった猪瀬氏が行ったことで、一番ありがたかったのが九段下駅で都営地下鉄新宿線と東京メトロ半蔵門線の境の壁を取り払ったことです。お蔭で半蔵門線で渋谷方面から来た客は、ホーム向かい側の新宿方面へ向かう新宿線に乗り換えることができるようになりました。もちろんその反対もできますが、猪瀬都知事がやったことは壁を取り払ったことだけで、都営と東京メトロがお互いに協力し合うというところまで及ばなかったのが残念なところです。
同じ鉄道会社なら接続と言って、客が乗り換え終わるのを見計らってから発車させますが、九段下駅ではそういう配慮は一切しません。都営地下鉄の電車の乗り降りが終わったら、反対側ホームに東京メトロの電車が到着して客が降りていても、知らん顔してドアを閉めます。その反対も同様です。乗り換えの便を図るより自社のダイヤを守ることを優先します。
都民ファーストを掲げる新知事がこれを改善するでしょうか。しないでしょうね、きっと。

だったりします

リリースのつくりかたに関する記事を読んでいたら、「メディアに届けるリリースの存在がとても大事だったりします」という文章に出くわしました。「だったりします」ねえ。いま流でしょうか。さらに読み進むと、「究極で言うと、・・・」というのにも出くわしました。これ、日本語ではないでしょう。こんな人にリリースの作成を頼んだら大変だなあ、と思いながらさらに読み進むと、自分ではリリースを書かずにライターさんい書いてもらうとありました。それならいいか? 記事全体で言っていることは間違っているとは思いませんが、私なら、この人からリリースに関するアドバイスは受けたくないですね。もちろん個人的な感想だったりしますが(^O^)。

A定とB定

ここではあまり政治的なことは書きたくありませんが、参議院選挙といい都知事選挙といい、選択肢が少なすぎるように思います。候補者は大勢いるけれど、「この人」という人は見つからない。ましてや「この政党」というのもない。やる気のない公共図書館の食堂でメニューを選んでいるような気分になりました。A定食とB定食、肉と魚の違いはあっても、どちらもうまくない。ラーメン、うどん、そばではすぐに腹が減りそう。でも、ここから選ばなければ他に食事をするところはない。そんな気分で投票所へは行きましたが・・・満足感はありません。

ネットと選挙

ネットサイトやSNSで都知事候補者に関する書き込みやシェアが増えてきました。運動員ではない人が特定の候補者を持ち上げるような、あるいは批判するような書き込みをして、それをシェアしても違反にはならないのでしょう。あちらこちらから発信されて来る情報にさらされると、知らないうちに「そうなんだ」と思い込んでしまう。最近の選挙運動はこのように進められるのだなあと認識を改めております。こういう手法を上手に使っている側と下手くそな側があるようです。投票日は明後日ですが、もう事実上勝負はついているのでしょうね。

運動神経がない?

スポーツが不得意な人間に向かって、昔はみな“運動神経がない”と言いました。いまの基準ならとんでもない差別発言でしょう。運動機能に障害が出る病気はいくつもありますが、運動神経を持っていない人は存在しません。スポーツが得意か不得意かは、その人の個性に過ぎないことは改めて言うまでもありません。
世の中に「障害」と名のつく診断名は数々ありますが、診断されたからといって必ずしも疾患というわけでもない。個性なのか障害なのか。個性なら苦しまないが障害なら苦しむことになるのか。
相模原市の障害施設での殺傷事件とリオオリンピックの報道を見ながら、そんなことをぼんやり考えていました。

中野サンプラザ

中野サンプラザに関連した画像-01JR中野駅前の中野サンプラザの取り壊しが近々始まるようですね。再開発をする企業連合が決定したと新聞に出ていました。
子どもの頃、コンクリートの建造物は人間の一生より寿命が長いものだと信じていました。戦災に焼け残った建物はまだ健在であったし、木造家屋が取り壊されてどんどんコンクリート製のビルが建てられていた時代には、取り壊されるビルなどほとんどありませんでした。
中野サンプラザのすぐ近くに通っていた中学校があったから、建築中の姿を見ています。それがもう老朽化して取り壊されるとは。日本の建築物の短命は驚くばかりです。

もやもや

先日トップインタビューへの立ち会いを依頼されました。
トップインタビューと言っても、トップが取材対象というわけではなく、事業に関する発表なので実務責任者による説明でほぼ完結。重要案件なので最高経営責任者が発表に立ち会うと言えばその通りに違いなく、広報の観点からはまことによいことではありますが、そればかりではないようにも感じられました。トップが出たがった、トップを出さないと叱られると部下が忖度した、なにはともあれトップの顔を立てなければ・・・なんだかそんな空気さえただよっておりました。トップが広報に理解があることは誠に結構ではあるのですが、なんとなくもやもやしております。

pokemo 1昼食に街に出たら、交差点ごとに立っている人がたくさん。みんなポケモンGOをやっています。こんな現象、これまでになかったでしょう。いったいいつまで続くのでしょう。こんなに多くの人たちが歩き回れば健康にはよいかもしれませんが、仕事が手につかない人もいるでしょうからGDPは下がるかもしれませんね。
弊社にも一匹いましたが、ボールがなくなっちゃったのでやっつけられません。仕事しないで、こんなことやっているんだから、やっぱり業績には影響するなあ、きっと。

タック紙かあ!

_1030064_2久しぶりに記念切手を買ったら、なにかヘンなのです。ミシン目がありません。裏返してみてもツルンとしている・・・理解するまでに時間がかかってしまいました。いつの間にか切手がタック紙になっていたんですね。考えてみると、もっと早くそうなっていてもよかった気がします。いつまでも糊をべろっと舐めるのもねえ・・・いまだにそんなことをしているのは私だけか(^O^)。

1年間の成果

労働関係の助成金が下りることが決まったという「決定通知書」が届きました。事前の就業規則の改訂やらいくつもの申請やらを始めてから1年かかりました。その間、何度飯田橋へ通ったことか。ああでもないこうでもないと受付のオジサンから重箱の隅を突かれ、電話で就業規則の誤植を指摘され、どうなることかと思っていたところでした。それらに費やした時間と仕事量を助成金の額を比較すると、果たしてペイするのかどうか微妙なところではありますが、なにはともあれ現金が入ってくるということは中小企業にとってはありがたいことです。
さらにそこから東京都への申請をする必要があります。これも何度か足を運んで事前申請済みなのですが、決定通知書を受けての本申請をしようとしたら、事前申請のときに送られて来た手順書と方法が変わっている。窓口も移転していました。なんという不親切! こういうお役人仕事とくだらなさに気づいて改革しようとする人が都知事候補の中にいるでしょうか。ちょっと絶望。